エコール辻 東京について

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エコール辻とは

東京・国立市にある管理人も行った専門学校です。

自分の時代とはだいぶ変わってますが主に2つのコースがあります。

  • 辻製菓技術マネジメントカレッジ
  • 辻製菓マスターカレッジ

上記の2つのコースには結構違いがあるので詳しくご説明いたします。

辻製菓技術マネジメントカレッジ

キャッチコピー

基本技術を積み重ね、応用し。実践力を身につける2年間。

現場で求められる技術を身につけ、一流パティシエへの道を切り開く。

ポイント

こちらは2年生のコースで1番の売りは2年次の学校内にある店舗実習です。

実際に生菓子、タルト、パン、販売チームに分かれて繰り返し学びます。

否定的な意見を言うと、学費を払って働くならもう就職しちゃった方がよくない?と思うのは私だけでしょうか。

1年目の流れ

1年目は主にお菓子の基本を学びます

自分が通っていた当時は実習時間が多いのが売りだったので前日にお菓子の講習を受けて次の日に実習という2日に1回実習ペースでした。

1年目の後半には新しくできた学外企業実習があり、実際にホテルや店舗での研修です。

これはフランスでは当たり前の制度でお店に2,3人は研修生がいました。

ここで実際に働いてみて、いい意味で思ってた世界との違いがわかります。

2年目の流れ

2年目は同じ構内にある店舗をみんなでポジションをローテーションをして営業する店舗実習です。

  • 販売チーム
  • 生菓子チーム
  • タルトチーム
  • 製パンチーム

販売チーム

実際のお店と同じようにオープン前の準備から接客、レジ、ご案内、補充などを学びます。

実際に就職して1年目は販売になることが多いのでケーキの箱詰めなどの経験ができるのはいいかもしれません。

生菓子チーム

ケーキなどの生菓子とジャム、チョコレートを担当します。

実際にケーキを作るポジションなので1番人気だと思います。

タルトチーム

タルトやケックを担当します。

生菓子と製パンチームの中間的なポジションです。

製パンチーム

パンと焼き菓子を担当します。

実際にお店で1番人気で大変なポジションが窯です。

時間と段取りが勝負でアドレナリン出まくりなので管理人は好きで窯ばっかやってました。

これらのポジションで1年間学び、後半にはそれぞれのポジションでオリジナル商品を作るのがゴールとなります。

辻製菓マスターカレッジ

キャッチコピー

多くのお菓子と出会うことで、基礎と応用を徹底的にマスター。

お菓子を作る仕事に就く自信や誇りにつながる1年間。

ポイント

こちらのコースは基本1年で希望者は2年目にフランス校に行けます。

なのでフランス校に行きたい方はこちらのコースになります。

1年目の流れ

1年間、お菓子とパンだけ。とパンフレットに書いてありますが、 辻製菓技術マネジメントカレッジ コースの1年目と同じような内容です。

個人的にはこの1年コースは無駄がなく1番いいと思います。

こちらのコースは1年で卒業となり、フランス校は別で入学します。

フランスでの流れ

フランス校

フランス校はエコール辻の料理科と製菓科が一緒にシャトー(城)で住み込みで半年間1日中勉強する留学コースです。

こちらは実際に本場の風土に触れながら勉強ができ、フランスの一流シェフによる授業を受けられワインやチョコ、チーズなどの専門講義も受けれます。

基本的にシャトーで毎日食べる3食を班ごとに「作る」「サービス」「食べる(お客さん)」役の分かれて料理人と一緒にレストラン形式で学びます。

朝:カフェオレ、クロワッサンやパンオショコラなど

昼:アイスやシュークリームなど

夜:ワゴンサービス用のホールケーキ

などをパティシエは作ります

注意点としては毎日3食フルコース並みの料理を食べるので太ります。(私は日本に帰るときには₊10㎏でした)

途中で課題やらテスト、バカンス(夏休み)などもありますが後半には卒業後のスタージュ(実地研修)の行き先を決めます。

自分の時は希望の店を伝えてフランス人の先生からokがでたら決まりでした。

その時自分の希望は3つ星レストランのレストランパティシエでした。

これには理由があり、もともとレストランに興味があったのもありますが、フランスのレストランは正月付近で長期休暇を取るのでその間は町場のパティスリーで働けるかもと思ったからです。

結果通常1店舗しか研修に行けないのに自分はレストランとパティスリーの2件行くことができました。

もちろんですが2件目のパティスリーは自分で連絡を取り研修させてもらえるように交渉しました。

スタージュ(実地研修)

シャトーで半年暮らした仲間とは一時お別れで研修へ向かいます。ここからは基本的には学校は入ってきませんので自分で頑張るしかありません。

はじめにレストランでしたがこちらは寮があり住み込みでした。

同じフランス校から料理人も1人、さらに別で日本人の方が1人働いていました。

レストランでの仕事はランチとディナーなので朝出勤してランチの準備をし、その後みんなでランチを食べ(ワイン飲み放題)15時ごろまで休憩してディナーの準備の流れでした。フランスでは8時間労働と法律で決まってるので労働時間は8時間です。

2か月に1回でメニューが変わりアイスや皿盛の楽しさを勉強しました。

冬になり、レストランが閉まるとドイツ国境近くのストラスブールにあるパティスリーで働きました。

こちらはシェフの家に住込みで朝5時から12時頃には仕事が終わります。半日暇なのでよく遊んでました

半年たって研修が終わると再び学校に戻り、成長したみんなと再会して卒業となります。

日本に帰ってから就職となりますが2つ注意点があります。

その1. 1年の時のクラスメイトは去年に就職してるので同じ店に入った場合自然と後輩になります。ちょっと複雑ですがそんなもんです。

その2. フランス校の生徒は態度がでかいと当時は言われてました。それは変なプライドをフランスから持ってきてしまったからです。フランスに行ってもえらくもないし、しょせんは学校なので経験者ぶって入社すると大変です。

それぞれの学費

辻製菓技術マネジメントカレッジ

2年生の為、初年度と2年目で違いますが総額約400万円です。

1年目は約200万でしょうがないですが、2年目の店舗実習で約200万円必要なのはどうなんでしょうか?

こちらのコースは個人的にはお勧めできません。

辻製菓マスターカレッジ

こちらは1年目と2年目を別にします。

1年で卒業の場合、約220万

追加でフランス校に行く場合は₊370万で2年総額約590万円です。

将来稼げる職業ならありですが、パティシエは自分で開業しない限り給料が安いので学費分回収するだけでも大変です。

まとめ

上記に書いたすべては私の個人的な意見です。

辻は比較的知名度もあり、卒業生で有名な方も出ていて業界内の評判もいい方なので

専門学校にいくならおすすめはできます。

入学する前にしっかり下調べをし、オープンキャンパスなどを利用して実際に見てみましょう。

他には聞けないことなどもありましたらお気軽にお問い合わせください。

未来のスターには頑張ってもらいたいので完全無料でご相談に乗ります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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