
本記事の内容
- 専門学校は行くべきか?
- パティシエにとって重要なものは
本業はオーナーパティシエですが、若い世代に向けて新しいパティシエの働き方【パティシエ4.0】を広めようというサイトです。
働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれるパティシエ1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
パティシエ2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
パティシエ3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
パティシエ4.0 フリーエージェント(インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方のこと)
パティシエ4.0を目指すには若い世代の意識改革が必要なので、新しい時代のパティシエになるにはどうすればいいかを説明していきます。
パティシエになるには専門学校は行くべきか?

結論からいうと専門学校は行かなくても大丈夫です。
専門学校で学べることをイメージしよう
専門学校は知識を得れるだけで殆ど無駄です。
やる気があれば自分で学べます。
おそらく専門学校に行く理由として、お菓子の作り方を学びたいと思う人が大半だと思います。
しかし最も重要なのが教科書で学ぶ知識です。
バターの3大性質、小麦粉の糊化などの哲学
でもこれって本屋さんでも売っています。
お菓子の作り方はお店によっても違うし、3年間も修行してれば普通は作れるようになります。
普通に作れるというのは、同じようなものは作れるってだけなのでここで最も重要なのが、なぜこの温度なのか、なぜこの順番に材料を入れるのか
などの知識です。
これが先ほど述べた教科書で学ぶ知識で、これができる出来ないでは同じ3年間働いても学べる量が圧倒的に変わります。
どうしても専門学校に行きたい方におすすめ2選
就職してからの専門学校
おすすめ度 ★★★★☆
1度お菓子屋さんで2~3年働いてみて、それでも行きたい場合は行ってもいいと思います。
メリット
1.お菓子業界での経験があるので、何が重要なのかがわかって学校選びがしやすい。
2.知識がある程度身についての専門学校は比べる対象(今までの仕事内容)があるので実践に置き換えやすい。
3.行かなくてもいいやと思えば学費が無駄にならない。
4.同年代の同僚よりも上の立ち居場になってるはず。
デメリット
1.専門学校での年齢が殆どの人より上(年上の人は1定数要るので殆ど気になりません)
仕事をしながら夜間専門学校
おすすめ度 ★★★☆☆
先に述べた就職してからの専門学校を同時期にやる方法です。
メリット
1.学費が通常の約半額
2.お菓子屋さんで働きながら通える
3.仲間ができる
デメリット
1.学費がかかる
2.自由時間が無くなる
専門学校の体験談
私は行かなくていいと言いながら専門学校に行った派です。
辻に行ってその後フランスにまで留学しました(笑)
もちろん学校自体は楽しいですよ!

仲間ができたり、恋愛したり、飲み会も楽しかった!
でも学校で何学んだかは殆ど覚えていません。
今ある知識は就職しながら本や先輩から学んだ知識が殆どです。
パティシエになるには専門学校は重要じゃない
専門学校に行ったからとパティシエにはなれません。

持論ですがパティシエとは=あらゆるお菓子を自分の知識で作れる職人なので、それまではずっとパティシエ見習です。
パティシエになるには学校などの学歴ではなく本人のやる気と仕事に向いてるか、センスが最も重要だと思います。
[結論]専門学校に行くメリットは少ない
パティシエになるには専門学校に行くべきかどうかの結論はどっちでもいいです(笑)
どっちでもいいなら時間もお金もかからない方を選ぶのがいいと思いますけどね。
学費が200~300万かかるのでそれだったらそのお金で講習会に行きまくった方が勉強になるかもしれません。
最近だとチョコレートのカレボー社主催のショコラアカデミーなどの専門的な勉強場のあるのでそっちも候補に入れてもいいかもです。
あんまり専門学校に行く必要はない話をしてると怒られそうなので、1つ大きいメリットを上げときます。
専門学校に行くメリットとは1~2年間高校生活の延長ができて遊びまくれるくらいですかね…